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【ニュースリリース】日本人宇宙飛行士の健康管理をサポート | お知らせ

2023年8月25日

セントラルスポーツ、日本人宇宙飛行士の健康管理をサポート
(運動・生理的対策業務で JAMSS と協業)

 

 

 2023年8月、古川聡宇宙飛行士はスペースX社クルードラゴン7号機に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を行います。セントラルスポーツ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 執行役員:後藤聖治)は、日本人宇宙飛行士の健康管理運用業務のうち運動・生理的対策業務に参加しています。

 

              

 

■古川聡宇宙飛行士ミッション 健康管理運用支援業務で協力するビジネスパートナーとその役割

有人宇宙システム株式会社

宇宙飛行士の健康管理運用支援業務の実施・とりまとめ

大妻女子大学

宇宙飛行士の栄養評価を担当

エームサービス株式会社

宇宙飛行士の栄養指導を担当

セントラルスポーツ株式会社

宇宙飛行士の最大酸素摂取量測定を担当

特定非営利活動法人メンタルレスキュー協会

宇宙飛行士の精神心理面談を担当

宇宙技術開発株式会社

宇宙食・生活用品関連業務、精神心理支援を担当

エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社

宇宙放射線による被ばく管理運用を担当

  

■日本人宇宙飛行士ミッションの健康管理運用業務概要

 ミッション任命後の宇宙飛行士に対しては、各種訓練・ミッションを無事遂行するための健康管理が行われています。ISS長期滞在中は、微小重力、閉鎖隔離、宇宙放射線被ばくなどによる健康影響リスクを最小化するため、地上から健康状態のモニタや評価および対策が行われます。帰還後は、日常生活への早期復帰と飛行前の体力水準への回復を目的としたリハビリテーションが計画的に行われます。

 

■本業務における役割

 宇宙飛行士の健康管理において、打上前から各種訓練・ミッションを無事遂行するために必要な健康を維持する目的で、定期的に体力測定を実施しています。当社では、「運動・生理的対策業務」において、呼気ガス分析装置により、日本人宇宙飛行士の最大酸素摂取量の測定を実施しています。最大酸素摂取量とは、体内へ取り込んで使うことができる酸素の最大量のことで、最大酸素摂取量が大きいほど強度の高い運動をより持続して実行することができるとされており、最大酸素摂取量は全身持久力の指標値とされています。

 なお、最大酸素摂取量の測定は、当社独自の研究機関であるセントラルスポーツ研究所が実施しています。

 セントラルスポーツ株式会社は、2021年4月~2024年3月までの期間、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注した契約業務「ISS日本人宇宙飛行士健康管理運用業務」のうち、運動・生理的対策業務に参加しています。

 

セントラルスポーツ株式会社について

 セントラルスポーツは、1964年東京オリンピックの競泳日本代表であった後藤 忠治(現・代表取締役会長)が同オリンピック出場の小野 喬、小野 清子、遠藤 幸雄とともに、世界に通用するオリンピック選手の育成という目標の下、1969年12月に創業しました。今日まで、鈴木 大地選手(ソウルオリンピック・競泳)、冨田 洋之選手、鹿島 丈博選手(いずれもアテネオリンピック・体操)といった金メダリストをはじめ数々のオリンピック選手を輩出しており、2021年の東京2020大会では萱 和磨(かや かずま)、谷川 航(たにがわ わたる)両選手が体操競技でメダルを獲得しています。

 また、セントラルスポーツは「0歳から一生涯の健康づくりに貢献する」を経営理念に掲げ、主にフィットネスクラブの運営を通じて日本国民の健康増進に取り組んでいます。水泳・体操・ダンスをはじめとするキッズスクールでは、青少年の健全な心身発育のため、運動指導を通じた体力づくりのみならず、情操教育にも注力しています。

 


              

                        運動・生理的対策業務チーム

 

◆本件に関する問合せ先

セントラルスポーツ株式会社 広報担当

E-mail:cs-koho@central.co.jp   URL:https://www.central.co.jp/